無期雇用スタッフへのキャリア形成支援のため教材が豊富な『派遣のミカタ』を導入

導入の背景

── 始めに、派遣のミカタの導入に至った背景を教えていただけますか？どのような課題があったのでしょうか？

 

はい。そもそも弊社がeラーニングを始めたのは、平成27年の派遣法改正で、派遣元にキャリア形成支援が義務化されたことによります。その時は他社様のシステムを利用していて、就業開始〜3年目までのスタッフを対象にeラーニングを開始しました。4年目のスタッフまで対象を広げて教育を進めていったのですが、講座の種類があまり多くなく、5年目や無期雇用スタッフまで拡大できずに、別のサービスを探していました。

 

また、私達は人材派遣だけでなく業務受託も行っておりますので、その業務に関わるスタッフの教育も課題になっていました。教育対象となる人数が非常に多いので、講座の種類が少ないと対応しきれないんです。

 

他に適当なシステムや教材がないかとネットで色々と探していた時に、派遣のミカタを見つけて資料をダウンロードしてながめていました。その後、御社の田島社長が弊社にお見えになったことがあり、その際にサービスについて色々とお話をお伺いしたんです。「使い勝手がよくて講座も頻繁に更新している」と伺って期待が高まりました。それから度々ご相談を重ねて、半年ほどかかってしまいましたが、この春からいよいよ御社にお世話になることになりました。

導入の決め手

 

── 最終的に導入の決め手になったのはどのようなところだったのでしょうか？

 

一番は講座の豊富さです。講座のリストを拝見しましたが、派遣業界向けの講座以外にも、管理職向けのものなど様々なジャンルの講座がたくさんあり、これだけ数があれば受講者も飽きずに色々なものを勉強できて良いのではないかと思いました。それから、私達は従業員の皆様がどんな講座を受講したのかなどの履歴を管理しなければならないので、そうしたデータがきちんと取得できることも決め手になりました。必要であれば弊社側のシステムに合わせてデータをカスタマイズすることも可能だと伺いましたので、そうした点も含めて導入を決定いたしました。

 

── ありがとうございます。講座数はかなり多いので、飽きずにご利用いただけるかと思います。では、導入前に何か懸念点などはありましたか？

 

はい。講座の内容（質）については少し不安なところはありました。一つの講座が20〜30分の長さで、飽きずに見られる内容になっているんだろうというのは思っていましたが、数も多いですし講座の中身を一つ一つ確認していくのは難しいので、実際の内容がどうなのかというところは懸念点でした。

 

── やはり事前にコンテンツの評価が見えないというのは懸念してしまうポイントなのですね。そうした評価の見える化が必要だなと感じました。

 

そうですね。特に御社様のような比較的新しいブランドですと、まだ具体的な評価や評判が見えるわけではないので、少し不安はありました。ただ、導入実績を見るとじわじわと導入する企業様が増えてきているというのがわかりますから、大丈夫だろうということで導入を決めました。

 

実際、サービスインして、2週間ちょっとです。4月初めに、対象者に一斉に案内して、わずかな周知期間ながら、想定以上の人が受講を開始しました。今のところ苦情や意見は上がってきていないので、今のところは上手く走りだしできたかな、と思っています。

 

── 貴重なご意見ありがとうございます。コンテンツの質についてはホームページなどでも見てわかるように改善していきたいと思います。

今後の展望

 

── 御社の社員教育やeラーニングの活用について今後の展望をお伺いできますか？

 

はい。弊社のスタッフの中には、勤続年数5年を超える者が多くおります。労働契約法に基づいて無期雇用になっているのですが、この方々に、長く活躍していただくことが大きな課題です。私たちも、一定のスキルや知識が不要な仕事は、減っていくのではないかとの危機感を持っております。コロナ禍で社会情勢は加速度的に変わっていますが、「今のままでいいや」とのんびり構えていると、いつの間にか活躍場所を失うようなことにつながりかねません。ですから、働くスタッフの皆さんのスキルアップが何より大事です。

 

技能研修や知識を増やすためにeラーニングを活用していただくのはもちろんのこと、よりスキルアップに意欲的になるきっかけとしての活用も検討したいと考えています。

 

たとえば、既存のコンテンツを活用しつつ、「今のままじゃまずいな、何かやらなきゃ」みたいな気持ちにつながるようなコンテンツを作れたらと考えています。それも、四半期に一度くらいの頻度で。いろいろと柔軟に対応していただけると伺っていますので、相談に乗っていただけたら嬉しいです。大いに期待しています。

 

── はい、ぜひご協力させていただければと思います。本日は大変貴重なご意見、ご感想頂きましてありがとうございました！引き続き、宜しくお願いいたします。

 

 

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