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定着 2022年01月13日
派遣スタッフの定着率悪化は社員の離職率が原因!?

自社の社員の定着率も悪い
派遣スタッフが中々派遣先に定着してくれない。そう悩む派遣企業は多いと聞きます。その原因とはいったい何なのでしょうか。
派遣スタッフの契約期間の平均はなんと1年前後という結果があるようです。派遣スタッフの派遣期間というのは1つの派遣先部署につき3年という制限がありますが、この1年前後というのはその最長任期を約2年も下回っていることになります。
ではなぜそんなに離職率が高いのか。原因としては派遣先でのトラブルや不遇などが挙げられますが、実は離職にはもう1つ理由があるようなのです。
それは、派遣会社の社員が頻繁に辞めてしまう事。
派遣スタッフが定着しない、離職してしまう背景に、実は社員も離職してしまっていることもあるようです。派遣スタッフとしては、自分を派遣する会社の社員がコロコロいれかわっていくという事に対して非常に不安と不満を覚える事でしょう。
特に、営業担当であった社員が辞めてしまう、入れ替わりが激しいということになれば、適切なコーディネートが行われる前に派遣社員が派遣され、結果として環境の悪い派遣先に配属されてしまい辞めてしまうという負の循環が続きます。なので、まずは自社の運営スタッフである正社員の安定化を図っていくと良いでしょう。
離職率を減らすなら
教育環境を整えましょう
まずは統計を取りましょう。上記でも挙げた離職率と契約期間の関係ですが、こういったデータを統計に取る気象は少ないと言われています。
よって、何が原因なのかを突き止める前に憶測で判断し、対策を打っていることがほとんど。
しかしそれでは何も解決しません。まずは情報となる統計データをきちんと取り、管理していくことが重要です。
次に、自社の正社員の満足度やストレス、適切な配置が行われているかなどの実態を調査していきます。
営業向きでないのに営業に配属している、意見が通らない、残業が多いなど、正社員自体の問題を解決しなければ運営自体も影響が生まれます。
社員は楽しんでいるのか、成果はあがっているのかなど、直接利益となる派遣社員だけでなくそれを管理し回していく正社員にも目を向けていくことが重要となります。
離職率を下げたい。派遣社員の定着率を上げたい。
ならばまず、自社の環境整備と正社員に力を注いでみてはいかがでしょうか。
また、もしも俯瞰的な判断が必要な場合には、企業コンサルタントなどを雇って実態を外から見てもらい、解決策を練っていくことが大切になります。
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教育環境を整えましょう
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