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採用 2022年01月13日
無料で求人掲載はできる?求人方法による違いやメリットは?
派遣法に対応した教育環境を整えましょう
求人掲載をする際、できる限りコストがかからないほうが良いですよね。 無料で求人を掲載する方法は大きく分けて4つ…「完全無料・応募課金型・採用課金型・ハローワーク」です。 今回はそれぞれの特徴やメリット・デメリットについて紹介していきましょう。
目次
完全無料の求人サイトの特徴は?利用するメリット・デメリット
まずは完全無料の求人サイトの特徴・メリット・デメリットについて解説しましょう。
特徴
完全無料なので登録料・掲載料は一切かかりません。また、無料で自社用の採用ページを作成してくれるところもあります。集客率としては有料掲載の方が当然優先されるので劣りますが、損はありませんし、ネット上にログが残せるので、長期募集に向いています。
メリット
・無料なので求人のためにコストを一切かけずに済む
・無料なので気軽に求人広告を掲載できる
・ネット上に情報を残せるので、長期的な募集に最適
デメリット
・無料だからこそ多くの企業・個人事業主が参入しており、競合が多い。
・自社の求人情報が埋もれてしまい、多くの人の目に触れない可能性がある
・自社の求人情報が埋もれることによって集客率が低くなり、なかなか応募に繋がらない
・短期的な募集には向かない
まずは情報を公開したいという時に使え、特に開業したばかりの企業に向いています。また、無料枠ということで手っ取り早く内容だけ公開したいという時にも使えます。一方で、古い情報のまま残ってしまうので、募集に気付かない、募集したけど反応がなくて会社の評価が下がるといったケースも有るので、投げっぱなしにしておくのは避けましょう。
応募課金型の求人サイトの特徴は?利用するメリット・デメリット
次に、応募課金型の求人サイトの特徴・メリット・デメリットについて解説していきます。
特徴
成功報酬型の一つで、求職者から応募があった時点で課金される仕組み。採用課金に比べて料金のハードルは低く設定されています。
メリット
・求職者から応募があるまでは広告費が発生しない
・料金が低めの媒体が多い
・特定の業種に特化したサイト(医療関係専門の求人サイトなど)が多い傾向がある
・職種によっては有利になる
デメリット
・不採用でも課金対象となってしまうため、うまくマッチングしないとコストが多くかかってしまう
所謂プチ成果報酬課金であり、営業のハードルは低くなります。応募数はサイトの規模や、企業の採用ポリシーと情報量に依存するので、効果は異なります。但し、多くの場合は1業種につき1募集記事なので、2重応募があった場合はそれなりのコストがかかってしまうデメリットも有しますが、投資と考えるならば他に比べて安いと言えるでしょう。
採用課金型の求人サイトの特徴は?利用するメリット・デメリット
では、採用課金型の求人サイトの特徴・メリット・デメリットについてはどうでしょうか。
特徴
人材採用をした時点で料金が発生する仕組み。
お祝い金制度などがあるサイトはこれにあたります。
メリット
・広告掲載
・求職者による応募では広告費が発生せず、採用までのコストを抑えられる
デメリット
・採用一口にかかるコストが高め
・採用に至るまで課金がないので余裕ができる
・採用の基準は求人サイト運営者によって異なる
(○日以上の出勤といった条件ではなく、採用時点で広告費が即発生することもある)
最もメジャーな課金モデルです。採用まで企業に課金が発生しないので余裕はあります。但し、何日出勤したら採用とみなされるのか、といった基準が明確でなかったり、有料職業紹介制度などがあったりするので、ポリシーはしっかり見ておく必要あるでしょうし、自社でも仕組みを作る必要があるでしょう。
ハローワークの主な特徴は?利用するメリット・デメリット
派遣法に対応した教育環境を整えましょう
ハローワークの特徴・メリット・デメリットについて解説しましょう。
特徴
厚生労働省が運営している公共職業安定所で、認知度と信頼度が高い特徴があります。
一方で、WEBを活用できないような古い体質の企業が多いという認識と、求人情報量の制限からブラック企業率が高いという認識があり、最近では特に若い世代の間で信頼度は下がっている形態です。
メリット
・掲載の費用がかからない
・政府が運用しているという安心感がある
・窓口に相談員がいるので気軽に相談できる
デメリット
・掲載できる求人情報量に限りがある(ブラック企業の隠れ蓑と言われてしまう事もある)
・写真画像の掲載はできない
・他社と差別化するのは難しい
・雇用保険に加入する必要がある
・若い世代には、WEBすら活用できない古い体質と思われる
・求人者側に手間がかかり、IT世代である若い人材が確保できない
中堅社員を募集するには非常にマッチしてますが、若い世代をターゲットにする場合は余り効果は高いと言えません。スマホを当たり前に活用し、WEBを駆使するIT世代には、アナログな方法がむしろ古くて不便と思われることが多い事から、効果はまちまちと言えます。
また、政府主導という信用度は、現代ではかなり揺らぎが見えていると言わざるを得ず、特に社会問題となっているブラック企業の隠れ蓑になっているのではというネット上の意見にも左右されていることも事実です。それでも、未だに利用者が多いのは確かなので、WEBとの2重で貼っておくのが効果を高めるポイントとも言えます。
また、必ず会社情報はネットで検索されるので、ハローワークを使うとしても自社サイトのコンテンツや情報量は確保しておく必要はあるでしょう。
どの方法で求人掲載をしたら良いの?求人方法の比較!
求人掲載の手段の選び方については以下の基準で選ぶのが重要です。
あくまでもコストを全くかけないことにこだわりたいのであれば、完全無料の求人サイトやハローワークを利用すると良いでしょう。その中でも若い世代が欲しければWEBを、年齢が高めの求人であればハローワークをと使い分けるのも大切です。
逆に、確実に応募者数を増やしたいのであれば、無料ではなく、有料の求人サイトの利用を検討すべきではないでしょうか。
また、コストを抑えながら人材確保がしたいのであれば、応募課金型・採用課金型をおすすめします。
用途に合わせて方法を選択していきましょう。
掲載方法によって特徴は異なる!自社にとってベストな選択を
完全無料・応募課金型・採用課金型・ハローワークはいずれもそれぞれのメリット・デメリットがあるため、それぞれの特徴を踏まえつつ、自社の希望に合ったサービスを利用すべきです。特に求人側の立場に立ち、どうゆう経路で自社に辿り着くかというイメージをもちながら、選択していくとより失敗は減るでしょう。これら方法からより良い方法を選び、優秀な人材を探してみましょう!
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