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人事管理 2022年01月13日

派遣事業での安全・衛生対策はどこまでするの?

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派遣事業をする上で、安全衛生対策はきちんと行う必要があります。ただ、安全衛生対策といっても何からすればいいのかよくわからない方もいらっしゃるかもしれません。今回はそんな派遣事業における安全衛生対策について解説していきます。

派遣事業での安全・衛生対策

派遣事業といえど、労働時の安全衛生対策を心掛けなければなりません。健康且つ怪我無く労働を行うことは最低条件となります。それら安全性を保つために、安全原則をしっかりと守った業務を心がけましょう。

職場のルールを守る

基本的には職場で定められたルールを守ることが安全対策の第一です。業務に慣れてくると、どうしても手抜きになったり、近道をしたり、自分の感覚と経験だけで動いたりしがちですが、そういった時こそ事故が起こりやすいものです。

事故は心の油断とも言われています。常に基本的ルールを大切に行動しましょう。

あわてない

作業で遅れを取り戻そうとしたり、走ったり、急な動作や体勢を変えたりすることは、事故につながります。常にゆとりをもって行動しましょう。

動いているものに触れない

工場などの機械を扱う場合、ベルトコンベアやプレス機、旋盤などの動いているものには絶対に触れないようにしましょう。

手袋があっても巻き込まれる危険もあります。 機械での事故は死につながることがありますので、とにかく慎重に扱いましょう。

 

また、そういった場所に不完全な服装で近づくのも危険です。 これも巻き込まれ事故を誘発しますので、機械を扱う身なりを徹底しましょう。

運転業務の場合

運送などの運転業務の場合、一番気を付けなければならないのが酒気帯び(飲酒運転)です。飲酒運転はそれ事態が犯罪であり、厳しく罰せられます。さらに、事故を誘発します。 アルコールは分解に時間がかかります。

 

その為、業務前に飲酒を控え、運転前にはアルコールチェックを徹底しましょう。 また、睡眠不足や過労も事故を誘発します。これは非常に多いです。運転業務を行うならば睡眠時間を十分に確保し、労働時間を徹底しましょう。

パソコンでの作業

パソコンでの作業は目と腰に非常に負担がかかります。連続する作業はこまめに休憩を入れ、椅子や机が本人に合ったものを使わせましょう。また、窓際などでおこる日光の反射も非常に目に悪いです。

 

さらに言えば、マウスやキーボードの高さが合わなかったりすると手首を痛めます。パソコンのディスプレイは光沢液晶、非光沢液晶がありますが、非光沢液晶のほうが反射が少なく目に優しいです。

また、ブルーライトを軽減するフィルターのあるディスプレイや、シートを張るとさらに負担が減ります。ガンマ値が高すぎたり、コントラストが高すぎても目が疲れるので、各自で調整させましょう。

 

コンピュータに詳しくなければ気にしない部分かもしれませんが、実は非常に大切なので心掛けてみましょう。光の見え方は人によって差があります。明るいほうが得意な人、暗いほうが得意な人、これらを踏まえたうえで場所を決めるとより合った環境になります。

健康診断をしよう

定期的に健康診断をするのも健康管理の一つです。寝不足、疲労、ストレス、それ以外での飲酒や暴食なども原因になります。労働安全衛生法では、正社員でも派遣社員でも健康診断を受ける義務があります。

 

また、常時雇用する労働者で、パートタイム労働者であっても、1週間の所定労働時間が3/4以上であれば健康診断を受ける必要があります。

ストレス対策

近年はストレス社会ですので、ストレスに対する対策も必要です。最近までは非常に甘くみられていましたが、実はこの精神疾患は非常に尾を引きずる病気なのです。最悪のケースでは死に至ったり、ニュースになってしまうような事件さえ引き起こします。

 

よくいわれるのがうつ病。実は、うつ病は心の病気ではありません。セロトニン欠乏症という脳の病気です。当然ですが精神疾患も労災となります。 健康診断と並行して、メンタル管理も徹底するようにしましょう。

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この記事の著者

派遣のミカタ事務局

派遣社員の教育や、派遣業界の様々なことについて日々取材し、記事を執筆しております。

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