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採用 2022年01月13日
人材を集めるために必要!採用マーケティングとは?
派遣法に対応した教育環境を整えましょう
人手不足が叫ばれる昨今。従来通りの採用手法ではなかなか人材が集まらなくなってきています。 そんな状況の中で、良い人材を集めるために必要になるのが「採用マーケティング」という考え方です。 効率よく人材を集めるために、採用マーケティングの考え方をご紹介していきます。
目次
良質な人材確保のために必要な採用マーケティングとは
皆さん、「採用マーケティング」という言葉はご存知でしょうか。 採用マーケティングとは、人材際の用の世界にマーケティング思考を取り入れることを意味します。
少子化、高齢化、IT・AI社会への休息移り変わりと、競争激化に伴って優秀な人材の採用というのは非常に困難になりました。 1つの業務でのやるべき仕事量がとにかく増えている現状で、1つを極めればトップに立てた嘗ての時代と比較し、優秀な人材はより育ちにくくなってきています。
よって、求職活動をする前の段階からターゲットに対してアプローチをかけることが重要になります。 これが採用マーケティングの解決するポイントです。
採用マーケティングではインターネットを通じて、SNSなどによる新規採用の門を開くことを意味します。 これらをネット上で拡散することで、普及させる目的もあります。
採用マーケティングにはどのような方法があるのか
採用マーケティングを行う方法についてですがいくつか方法があります。
1. 求人票作成など社内の取り組みを見直す
求人票を利用すると公募条件を整理することができます。
ほとんどのミスマッチ求人の場合、要件が漠然としていることが多い傾向にあります。 例えば「元気が良い」「勉強ができる」「コミュ力がありそう」など…何故○○なのか、という理由付けがなされぬまま採用を決めてしまう事が挙げられます。
求人票を整理することでこれらに具体性を持たせます。 「任せる仕事内容は何か」「必須スキルは何か、実績はあるか」「求める理想像」「どんな風に・どの部分のコミュニケーションが優れているのか」といった事を確認していきましょう。
ポイントは入社後にどうその人材を運用するかという見通しをしておくかが重要。 これが間違っていると、採用したのに何か違うというミスマッチが生じてしまう事になるのです。
2. 広告の効果を確認する
ネットで求人することが増えていますが、ほとんどの場合アクセス解析まで行われていない事がほとんど。 解析を行っていないと、気になってクリックしたけど応募されなかった人材を逃すことになります。 もしかしたらその中には自社に必要な人材がいたかもしれませんが、これを逃すのは非常にもったいない事です。
求人広告の表示回数であったり、クリック回数などを管理画面で確認し、広告内容や募集地域などの改善を行う事でこれらをカバーします。アクセス解析を通じて求人向けのPDCAを回すことを心がけ、取りこぼしを減らしていきましょう。
3. 社内メディアやブログ、イベントの運用管理を利用する
求人広告やサイトを通じてアクセスが合っても、まずどんな会社なのか調べる事は多くあります。
しかし、この時に自社サイトのコンテンツが重要視されておらず、中身がなかったり、サイト自体がなかったりといった状況になれば、情報不足やIT社会への遅れと見られ求人が減る事に繋がります。
昨今は労働問題などで余計に社内環境などが気になる傾向にあるので、ブログやSNSなどで公開していたり、インタビュー記事などを作成していたりすることが求人に繋がります。
4. 外部メディアを利用する
外部メディアを利用することも1つの手です。
SNSもそうですが、IndeedやFacebookなどの運用によって外部へのアプローチをかけることが求人に繋がります。
特にIndeedでは管理画面がわかりやすく設計されており、Webマーケティングの知識がなくても利用できるメリットがあります。 積極的に情報発信を続けていくことが人材確保につながる事でしょう。
採用マーケティングで大事なポイントとは
派遣法に対応した教育環境を整えましょう
上記での方法を整理しましょう。 実は重要なポイントは4つに絞られます。
- 外部に情報を発信する
- 運用すべきものは更新するなどしてきちんと運営する
- こまめにPDCAを回す
- 採用広報など担当者を置く
採用マーケティングは情報戦です。 いかに具体的且つ引きのある情報を公開できるかがポイントとなるでしょう。 その為には常にトライ&エラーと、それに関わるPDCAで改善していくことでアクセスにつなげましょう・
WEB採用マーケティングとは
Webマーケティングの知識がなくても使やすいのがIndeedです。 Indeedの検索エンジンを活用するのが最も近道と言えるでしょう。 Indeedとは求人専門の検索エンジン。 近年ではCMなどで認知を高めており、世界シェアとなっていることから登録数が世界一を誇る求人サイトです。
利用方法としては、広告枠を利用して自社サイトに誘導することが目的となります。
【関連記事】
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Indeedで派遣スタッフを採用する方法を徹底解説!
採用マーケィングの実例1:ダイレクト・リクルーティングでコスト削減
Indeedを使った採用マーケティングで最も効果を感じる要素と聞くと「コスト」というのが一番多い意見です。
Indeedでは、クリック単価が低く抑えられている点、そして仲介を介さないという点の2点によって、中間マージンが押えられコストが安くなる傾向にあります。
最大規模の求人サイトという魅力的なブランド力を持つIndeedなので、自ずと転職や就職時にはIndeedを観る方が増えており、アクセス数、閲覧数という面でも目に触れる機会が非常に多くなります。
採用マーケィングの実例2:運用変更で成果アップ
Indeedを利用した採用マーケティングの事例をいくつかご紹介しましょう。 利用者による一例を取り上げると、以前に増して
- 応募数が約6倍
- 応募単価が激減10%以下までカット
- 1人あたり10万円弱で採用できるコストカット
- 応募平均年齢が下げられ、若い戦力が増えた
- 地方都市でもエントリーが増えた
といった効果が生まれました。
これらは運送、派遣、プライダル、宿泊業、教育など多岐にわたります。
特に若い方はわざわざハローワークに足を運ばずネットを利用する機会も多いですし、アナログな手法は今の時代に使っている=時代遅れという会社イメージを持たれやすいので、これを払しょくすることで新たな世代の応募が増えたという結果に繋がりました。
更には、都市部ばかりが目立つ転職系サイトですが、Indeedでは全国規模ですので地方都市でもエントリーが増えるというメリットもあります。 働きたい場所の職場を手軽に探せるメリットによって、もはや場所を選ばない結果が得られるとみていいのではないでしょうか。
採用マーケティングは人材確保の要!
良い人材を確保するために、注目されているのが採用マーケティングです。 WEBを使った採用マーケティングでは、コストを抑えて効率よく人材を集めることができます。 特にネット世代の20~30代の人材を確保するには、ネット媒体を使うのが最も良い選択肢と言えるでしょう。 採用に悩みを抱えているなら、採用マーケティングという手法を取り入れて見てはいかがでしょうか。
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